Leverages データ戦略ブログ

インハウスデータ組織のあたまのなか

中途入社して3ヶ月経ったのでチームブログを書いてみた(オンボーディング体験談)

はじめに

はじめまして。レバレジーズ データ戦略室に所属しているデータアナリストの田代です。 今年の8月に入社して3ヶ月ほど経ちました。 今回はレバレジーズのデータ戦略室に興味ある方へ、中途で入社してからどのような感じで仕事をしていくかをご紹介したいと思います。

入社前の心情

より解像度を上げていただくために、私の簡単な自己紹介と入社前の心情をお伝えします。

私は、元々コンサルティング企業のデータサイエンティストとして、4年ほど働いていました。前職ではクライアントワークと言われる働き方をしており、企業に対して機械学習を用いた分析や機械学習モデルを活用したシステムの構築、開発を支援していました。

入社の決め手は「一度の人生でおもしろいと思ったことをやる」という考えのもと、「事業が急成長しているレバレジーズで自分がどのように貢献できるかチャレンジをしてみたい!」と思ったためです!

と前向きな理由を書いてはいますが、面談や面接を通じて自分と年齢の近い方が活躍されていたこともあり、内心全く自信がなかったです。また前職では数人規模のチームリーダーしか経験していませんでしたが、レバレジーズではより多くの人数かつ他組織を巻き込むことを求められているため、やっていけるか不安でした。

入社後の私を安心させてくれたこと

入社してからは、すぐにマーケティング責任者の意思決定に関わる分析の仕事をいただきながら過ごしました。最初の仕事で裁量の大きいタスクを任せていただき嬉しい反面、右も左もわからない中でアウトプットを求められているのかと思い、仕事をいただいたときはとても不安でした。

そんな私が安心して働けるようになったのは、大きく3つの取り組みがあったおかげです。

  • レバレジーズで扱うデータの説明会
  • メンバーの自己紹介を聞く機会
  • いろんな方との1on1

レバレジーズで扱うデータの説明会

どんな会社に入社してもすぐ会社のデータを扱えるようになるのは難易度が高いと思います。その中でレバレジーズは様々な事業がある関係でいろんなデータがあります。入社したり、データを扱い始めて間もない人でも円滑に業務を進められるよう、各事業のデータについて説明いただく機会がありました。

データ戦略室のメンバーの中で事業ごとに深く関わっている方から説明いただいたため、直近のデータに関する課題感であったり、各事業の内容や事業自体がどのようなフェーズなのかを知ることができました。 前職では複数事業に対して仕事をしたことがなかったため、事業やデータの多さに圧倒されながらもここにあるデータを使ってどんな価値貢献ができるだろうかとワクワクしていました。 もちろん一度の説明で理解できないことは、データ戦略室の方も理解してくれています。仕事内容に合わせて再度説明いただいたり、気軽に伺うことができたため安心して業務を進めることができました。

データの説明は「定義書と関係図を共有されておしまい」と思っていた私にとって、この取り組みは事業とデータの説明を聞きながら、仕事に関する相談相手が増えていったという安心感を与えてくれました。

メンバーの自己紹介を聞く機会

新卒、中途入社どちらもよくあることかと思いますが、新しく入った人の自己紹介は詳細に行い、すでに在籍されている人の自己紹介は軽く済ませることが多いと思います。

レバレジーズ入社後初めての顔合わせでは、例に漏れることなくデータ戦略室のみなさんに簡単に自己紹介していただきました。そこで終わらないのが、レバレジーズのデータ戦略室でした。なんとデータ戦略室に所属している十数人のメンバー全員の自己紹介を聞く機会がありました。

一度に全員の自己紹介をするわけではなく、データ戦略室に所属している各職種の方と私の合計4,5人で、データ戦略室一人ひとりの自己紹介をする時間を確保いただきました。そこでは、学生時代や前職、レバレジーズでの活動を含めた過去の経歴や将来なりたいキャリア像、趣味やプライベートな内容など真面目な話から少しふざけた話まで様々なテーマでみなさんから自己紹介いただきました。私は、データ戦略室のメンバーはてっきり自分と同じようにクライアントワークやデータ分析の経験がある方ばかりだと思っていましたが、レバレジーズで営業をした後にデータ戦略室へ異動を志願された方や、システムやデータ分析とは全く関係のない職種から転職された方などいろんな経歴を持つ方が活躍されていたことに驚きました。

前職では仕事をしながら相手のスキル感を自分で想像して依頼や報告の仕方を工夫していたため、円滑にコミュニケーションを取るためにはどうやって話しかけたらいいのだろうかという悩みがありました。相互に詳細な自己紹介を行うこの取り組みのおかげで、お互いの考えていることやスキル感がわかる状態で仕事ができるので、早々に悩みから解放されました。

いろんな方との1on1

レバレジーズに入社して驚いた文化の1つとして、普段のミーティングやちょっとした会話以外に1on1で会話する機会が多くあることです。

同じデータ戦略室のメンバーだけではなく、営業チームでリーダーを担当されている方やマーケティング部や開発部の方など直近の仕事をご一緒するかどうかに関わらず様々な方と1対1でコミュニケーションが取れます。今回のブログを機会に数えてみた結果、入社してから2ヶ月で20人近くの方と1on1をしていました。

1on1ではデータ分析業務に関わることや他チームの業務内容や考えていることを伺うことができるので、「相手が何を考えているのかがわからない」ことがストレスになる私にとってはかなりうれしい文化でした。誘っていただくだけではなく、自分から誘っても快く受けていただけるため、不安なことや自分が躓きそうなときに各領域を専門とする方へ相談できます。

はじめての仕事

レバレジーズに入社して初めての仕事は「サービスを利用いただいている顧客データからサービス利用の観点からセグメント分けを行う」というものでした。

前職で自分が対峙していたお客様は、プロジェクト責任者や担当者で、重要な意思決定は上司へ確認する必要がある方々と仕事をしていました。しかしレバレジーズで行う初めての仕事相手は、担当サービスのマーケティング領域について最終的な意思決定を行うマーケティング責任者でした。前職では経験したことのない裁量および権限を持つ方とご一緒することになり、とても緊張したことを覚えています。タスクの説明および顔合わせについては、データ戦略室の方にフォローいただきましたが、その後はどのように進めていくかは私に任せていただけました。

タスクの進め方や方針は私が決めていきましたが、不安なためデータ戦略室の方へアドバイスをいただくような日々を過ごしていました。上長からはアドバイスだけではなく、知りたいと思った情報を入手する機会を調整いただきました。具体的には、業務理解やデータ分析だけでは見えない営業の方の肌感覚を知るために営業リーダーへヒアリングを行う機会を提供いただきました。このようなフォローもいただきながら、分析結果を出すことができ、マーケティング責任者にも納得いただくことはできました。

現在は「サービスを利用している顧客層」が日々どれくらい登録しているかをモニタリングすることでマーケティングの課題発見や効果測定の一助になっています。

また別の仕事では、入社2ヶ月目の私が分析結果を役員へ報告しましたが、それはまた別の話。

入社して驚いたこと

入社してから約3ヶ月過ごしてみて驚いたことはたくさんありましたが特に驚いたことは、「入社してすぐの私にも裁量がある」ことと「ミーティング中に笑っても良い雰囲気があること」でした。

「入社してすぐの私にも裁量がある」については、仕事の進め方の裁量だけではありません。入社間もないの私に対して、データ戦略室や事業全体に関する意見を求められることもあり、その意見が採用されることもありました。

ただ、本当に色々任せていただけるため、入社後、幾度も上長やメンバーに「本当に私がやっていいんですか?」と聞きました(笑)

また「笑っても良い雰囲気でミーティングが行われること」については、前職がクライアントワークであったこともあり、ミーティングでは一方的な報告と報告内容に対する質疑応答程度のコミュニケーションであったため、緊張感があり、愛想笑いしかできない雰囲気でした。一方レバレジーズでは、和やかな雰囲気から始まり双方のコミュニケーションが活発に行われる中で重要な意思決定や議論が活発に行われている印象を受けました。

さいごに

私が入社してから約3ヶ月の過ごし方については以上になります。

初めての転職ということもあり、かなり不安でしたが、現在は様々なことへチャレンジすることができています。入社前に感じていた「事業が急成長しているレバレジーズで自分がどのように貢献できるかチャレンジをしてみたい!」は、入社した現在も叶えられそうだと思っています。

もし、「データを使って様々な事業課題を解決する」仕事をやってみたい方にとって、レバレジーズはとても面白い環境だと思います!