Leverages データ戦略ブログ

インハウスデータ組織のあたまのなか

DATA Saber - Bridge 3rdへの挑戦!

はじめに

こんにちは。 レバレジーズ データ戦略室の須賀です。

前回投稿した「人材サービス業界Tableau Meetup」の懇親会でご紹介いただいたことがきっかけで、現在DATA Saberの認定にチャレンジ中です。

今回の記事では、DATA Saberとは何か?や取り組みの概要についてお話したいと思います。

DATA Saberとは

DATA Saberは、周囲にデータの重要性を説くデータ分析スキルとマインドを持った人材の育成を目標としたプログラムです。 一般的な認定制度とは異なり、単にTableauの知識を持っているだけではなく、データドリブンの文化を浸透させるために必要な情熱や意志を伝えるためのコミュニケーションスキルを身につけることが重要です。

公式サイトでは

データに溺れかけている世界を その剣で守り導く救世主 データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、 人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。

とされています。

  • 【データを見て理解できる力】=スキル
  • 【データドリブン文化を伝え、広める力】=ビジョン
  • 【同じ世界を共有し共に進む仲間と出会う】=コミュニティ

の3つの力を得るプログラムになっています。 このDATA Saberに認定されるには、すでにDATA Saberとなっている師匠のもとへ弟子入りする形で、実際の問題&指定された活動を通して、データにまつわる知識と技術力、データドリブンカルチャーを拡げる力を身に着け、定められた期間内(90日間)に師匠から”DATA Saber認定”を受ける必要があります。

DATA SaberについてはTableau公式の資格ではありません。 Tableau界隈の有志により無償で支えられている取り組みです。

詳しくはDATA Saber公式サイトをご覧ください。

DATA Saber認定に向けた最初の難所が「弟子入り」するための「師匠」を探すことです。 挑戦したいが、師匠を頼めそうな人がいないというケースがあります。 そのような方のために不定期でDATA Saber - Bridgeというプロジェクトが不定期で開催されています。

Data Saber - Bridgeとは

“周囲にデータの大切さを伝えたいと思っている人 (DATA Saberたち)”
“それを受け継いで自らの人生を輝かせる可能性を持つ人”

をつなぐ架け橋を作るプロジェクトで、今回が第3回目の開催となります。

出典: DATA Saber公式サイト https://bridge.datasaber.world/about/

DATA Saber – Bridgeと通常のDATA Saberの主な違いは以下の通りです。

  • 横のつながりが手に入れられる

通常のDATA Saberが自身で師匠を探して各々取り組むのに対し、DATA Saber – Bridgeは複数の師匠と弟子が集まって一斉スタートで取り組むプロジェクトです。 期間中には複数のイベントを予定しており、イベントを通じて横のつながりを手に入れることができます。 師匠とのやり取りだけでなく、弟子同士で作成したViz(Tableauで作成したビジュアライズされたグラフや表のこと)に対して相互にフィードバックをするなど通常のDATA Saberでは得られないつながりを得られることは大きなメリットです。

  • 師匠とのマッチング制度

師匠については事務局側でのマッチングとなります。挑戦したいけど周りにDATA Saberがいない、師匠を頼めそうな方がいない、という方でも安心です。

DATA Saber – Bridgeは、30名の師匠とサポーターが連合を組んで多彩なコンテンツや企画を実施できることで、師匠・弟子が1人ではできないような手厚いサポートやアイデアが実現できるプロジェクトとなっています。数百名規模の弟子とコラボレーションできること・師匠間が協力することによって、強くかけがえのないつながりを得ることができます。 たとえば、作成したVizに対して同時に複数の師匠からフィードバックをもらえる機会が希望制で用意されていたり、仮想空間(MetaLife)のスペースでもくもく会が開放されておりモチベーションUPのための自習室や交流の場として利用可能です。

DATA Saber認定取得のための要件

DATA Saberに認定されるためには、技術試験とコミュニティ活動のポイントを獲得し、最終試験に合格する必要があります。

  • 技術試験 サイト内に用意してある解説動画を参考にしながらViz作成の課題に取り組みます。 問いに回答するだけでなく、問いに対して最適なVizを作る必要があります。

  • コミュニティ活動ポイント 組織内、パブリック(組織外)でそれぞれ最低20pt、合計50ptを獲得する必要があります。 Viz作成のスキルだけでなく、データを伝える、データ活用人材を育成するスキルも必要になります。

まとめ

DATA Saber - Bridge 3rdに挑戦し始めて1週間しか経っていませんが、すでに多くの方とのつながりができ作成したVizに対してフィードバックをいただいたり、ビジュアルの表現方法を体系的に学ぶだけでなくデータの伝え方を改めて学びなおせるいい機会になっていると認識しています。 90日間で認定していただけるよう、引き続き知識と技術力、データドリブンカルチャーを拡げる力を高めていきたいと思います。