■ なぜブログを始めるのか
はじめまして、レバレジーズのデータ戦略室で室長をしている阪上と申します。
私自身はデータ分析に7年ほど携わってきましたが、レバレジーズにデータ戦略室というデータ専門組織ができたのは2年前です。発足当時は3名だった組織も現在は業務委託含めて9名とメンバーが徐々に増えてきました。
各人がデータを活用する観点からビジネス上の課題と向き合い、経験してきたことや取り組んできたことを社外に発信していく手段はないかとチーム内で考えた結果、ブログという形で公開していこうと決めました。
私たちはチーム設立時に、他社のデータ組織の記事やリアルな他社事例などを参考にして、前に進むことができたと思っています。(ご協力してくださった皆様、その節はありがとうございました!)
私たちの経験してきたことが、他の会社のデータ組織やこれからデータ組織を作ろうとしている方々にとって少しでも力になれば嬉しいです。情報発信を通じてお互いにデータ界隈を盛り上げていけたら良いなと思っています。
■ データ戦略室とは何か、何をしてきたか
データ戦略室は、レバレジーズにおけるデータ分析の効率化と企業単位でのデータドリブン戦略推進のため、2019年2月に発足しました。企業規模の急拡大を背景に、データ活用に関する専門組織を作り、高度なデータ分析・データ設計・データ管理を行うことで、効率化・コスト減・ノウハウ蓄積を行い、レバレジーズの競争優位性に繋げることを目的にしています。
設立当初からこれまで、TableauやQuickSightといったBIツールの導入やBigQueryによるデータ基盤の構築、求人のレコメンドエンジン開発、社内で蓄積されるデータの設計、あまたのデータ分析提案、データ教育活動など、レバレジーズのデータドリブン戦略にとって不可欠な仕組み作りを行ってきました。
組織の規模も順調に拡大し、現在の組織はデータサイエンスグループ、ビジネスアナリティクスグループ、データエンジニアリンググループの3つのグループで構成されています。データ戦略策定はもちろん、データ蓄積、整備、分析提案から機械学習モデルの開発まで全ての領域を一貫して幅広く手がけられるチームとして社内の様々な課題解決に取り組んでいます。
今後は、社内でのデータ活用にとどまらず、自社サービスがデータを強みとして認知されるように影響範囲を広げていく計画です。
■ 何を書いていくのか
ブログでは、実際に私たちが業務を通じて経験してきたリアルな事柄や考えていることをベースに、幅広いテーマで記事を書いていきたいと考えています。
ビジネスにおける戦略策定、蓄積するデータの設計、新しいツールの導入事例、R&D周りや組織設計の話も含め、可能な範囲で情報発信していく予定です。「幅広い領域の業務を担うインハウスの分析組織が日々試行錯誤している様子」が伝わるブログにしていけたら面白いなと思っています。
記事は定期的に更新されるので、是非今後ご期待ください!